Keishi Tanaka

『BREATH』は届いてますか? -

 『BREATH』の発売から1週間が経ち、ここで改めて。

 これを読んでくれてる人はもう『BREATH』を聴いてくれた人でしょうか。「いや、聴いてはないけど読んでるー」というトリッキーな人は、このブログを一旦中断してくれて良いので、下記から自分の好きなやつに飛んでください。

https://keishitanaka.lnk.to/BREATH-AL 

 新しくこの世に生み落とされた愛すべき新曲たちが、みんなの心のなかではどんな風に響いて、どんな景色を見せるのか。アルバムという形でリリースをすることの意味を、この『BREATH』という作品で伝えられているだろうか。このアルバムについて語り合いたい。僕の場合、カフェライブやDJパーティーのときに実際にそうすることもできるし、SNSの「#keishitanaka」も読んでいるし、リリースツアーは言葉じゃないところでそれをすることになるだろうし、とにかく気持ちを通わせたい。人の気配を感じるということが、この作品の持つテーマです。なんでも良いんで、声を聞かせてくれたら嬉しいです。

 いつもリリースのタイミングというのは色々言いたいことがあって、曲に対しての想いもあるし、ブログが長くなりがちですが、今回は購入特典のパンフレットという形で1冊にまとめました。CDショップ、ネット、ライブ会場、どこで買っても付く特典です。もちろん無くなり次第終了なんで、早めにゲットしてください。読むと『BREATH』をより楽しめるはずです。

 そして、リリースツアーがもうすぐ始まります!対バンや残りの公演もそろそろ発表できるようですし、スタジオのリハも始まって、こちらはとっくにスイッチ入ってますんで、みんなも前のめりでよろしくお願いします!お誘い合わせの上、ぜひ!初めての友達も巻き込んで、ぜひ!音楽で語り合いましょう!

IMG_6552.JPG

『CLIPS』をこれからもよろしく -

 [CLIPS RELEASE TOUR]が終わった。

 東京、名古屋、大阪で開催した今回のツアーは、リリースパーティーとはいえ、フルアルバムのそれとは少し違う夜になると思っていました。ニューアルバムのリリース直前のこの時期に、ベスト盤の冠がついたワンマンライブ。どういう内容にするべきか、ずっと考えていました。

 まずはセットリスト。実は今回は、ベストアルバム『CLIPS』のDISC1をそのままセットリストにしました。というより、ライブのセットリスト想定して、ベストアルバムを作ったという方が正しい。いろんな作り方があるなか、自分らしいベストアルバムはどういうものかを考えた末に行き着いた選曲。ベストアルバムに意味をもたせる。今回のツアーに来てくれたみんなと一生共有できる1枚であり、今回は行けなかった街や、今回は参加できなかったみんなも、いろんなライブを思い出してこのベスト盤を楽しんでもらえれば嬉しいです。やはり僕にはライブが必要なのだ。

 さらに、アンコールは『BREATH』の曲のみで構成しました。それは未来の話をするような感覚。ちょっとだけ聞いてくれよと語りかけるような時間。それを笑顔で聞いてくれてるフロアを見て、また次に進めると思いました。

 メンバーにも最大限の感謝を。最近ではお馴染みとなっているメンバーに加え、初めてアチコさんをコーラスに迎えた8人編成。あの場にいた人には、そのスペシャルが伝わったかと。新しい風が吹き込む。それは僕にとってとても大切な感覚なのです。そして、あの8人で『CLIPS』の曲をやるということも、今回のツアーの意味そのもの。新しいアルバムをリリースすると新曲中心になるし、それでいいと思う。やっぱり新しい曲をやりたいし、ミュージシャンならそれで最高を更新するべきである。ただ、既発の曲を昔のものとして切り捨てていくのも腑に落ちない。ずっと聴ける曲を作っているつもりだし、僕も歌っていきたい。ならば、そういう日を作れば良い。今のメンバーで、胸を貼って昔の曲をやれることを、誇らしく思いました。

 さあ、今回ばかりは抜け殻になっている暇はない。ニューアルバム『BREATH』の発売がもうすぐそこに迫っています。ライブ会場先行販売で手にした人には一緒に盛り上げてほしいし、5月8日に全国のみんなに届く日を想像すると胸が震えます。みんなが聴いて、僕の音楽は完成。それぞれの感想を聞けるのを、目にできるのを、楽しみにしています。

『BREATH』 -

 2019年5月8日に『BREATH』という名前の新しいアルバムをリリースします。CDとレコードと配信、全てを使って。

 新しいビジュアルやジャケットが公開になり、先行シングルとして、タイトル曲「Breath」のストリーミング配信が3月13日からスタート。さらにミュージックビデオも公開になります。小さな歯車をひとつずつ揃え、丁寧に並べていき、やっとエンジンが動くところまできたという感じ。あとはボディに磨きをかけつつ、仕上げの細かい部品を、、、なんかプラモデル作ってるみたいに言ってるけど、まあいいか。とにかく最高の形でみんなのところに届けますので。

 昨年、事務所を移籍したので、リリース元となるレーベルもゼロから自由に考えることにしました。何のしがらみもなく、今の時代だからこそメジャーもインディーも関係なく、色んな人に会って、色んな話をしましたが、今回のタイミングで色んなことがしっくりくることはありませんでした。なので、これからも色んな人と話をしていきたいと思っています。今まで通り、手を上げてくれる人には会いに行くし、僕からも声をかけるつもりです。

 作った楽曲は、イメージしていた時期に出すべきだと思っています。なので、難しいことは一回忘れて、今回は自分でリリースすることにしました。昨年リリースしたシングル「This Feelin' Only Knows」もそうですが、時代的に面白いかなと思えたのと、レーベルのどの部分が自分にとって必要なのかを知る良いきっかけにもなる気がしたので。
 自主レーベルを立ち上げるというわけではなく、レーベルという概念を一度取っ払うというか。ミュージシャンが音楽を作って、作品を作って、それを売る、ただそれだけのこと。とてもシンプルです。もちろん事務所の理解とサポートあってのことですが、今作でそれをやることで、もしかしたらKeishi Tanakaに合ったレーベルがわかるかもしれないし、逆に、今回のやり方が一番しっくりくる可能性もあります。

 これを読んでる人の多くは、「どうでも良いよ、そんなこと」と思うかもしれないけど、同じように僕自身もある意味どうでもよくて、僕は良い音楽と良いライブを作り続けるしかできないわけで。でも逆にいうと、ミュージシャンはそれを諦めなければ、何の問題もないわけで。そんなことを証明するアルバムになると良いなと思っています。要は、誰かと契約するために音楽作ってるわけではないってこと。今まで通り、愛をもって音楽を続けていくなかで、自分にとって重要な人と出会えたら嬉しいなと思っています。

 ずっとワクワクしています。東京で音楽を始めた18歳の頃から。もっと言えば、遊びでバンドを組んだ15歳の頃からずっと。音楽でそれを継続できていることは本当に奇跡のようなことで、感謝すべき人もたくさんいて(あなたもそのひとりです!)、5月にまた新しい形でそれを生み出そうとしています。それまでの間、先行配信された「Breath」を聴いて、ミュージックビデオを観て、先に発売になるベストアルバムを聴いて、4月にある東名阪ワンマンツアーに遊びに来てください。待ってます!

ベストアルバム、そのツアーをやって、ニューアルバムへ -

 前回のブログ更新が2018年10月1日。4ヶ月が一瞬で過ぎた。本当に困ってしまうね。

 4ヶ月の間に、タイでの弾き語りツアーがあり、北海道での弾き語りツアーがあり、師走の慌ただしい時期があり、年始のゆっくりタイムが一瞬あって、the band apartとの最高なツアーが終わった。他のライブもたくさんあったし、ライブ以外の仕事もちょいちょいあって、その間を縫うような感じでレコーディングをしていました。

 そして、そのレコーディングが終わった。

 久々のアルバムが5月に出ます。アルバムタイトルは『BREATH』で、最近ライブでやり始めた新曲「Breath」と同じ名前。僕の作ってきた作品の中では、前にやっていたRiddim Saunter時代も含め、曲名をアルバムのタイトルにするのは初めてのことだ(アルバムタイトルをインタールードにしたことはあるけどね)。理由を考えたけど、そうしたい曲が出来たというほかに説明する術がない。
 これから5月の発売日に向けてさらに準備を進めていきます。その全てが楽しみでしかない。発表できることからしていこうと思うんだけど、その都度、その意味をここで語っていければ良いかなと。タイトルにも表れてるけど、僕の呼吸がちゃんと伝わるように、丁寧にこの作品をみんなの手元に届けて、熱くツアーファイナルまで走り抜けたい。いつもと変わらないことだけど、今回も一緒になって楽しんで、声をあげてほしいなと思ってます。

 新しいアルバム発売に向けての大きな動きとして、ベスト盤を出すことにしました。これまでにリリースした3枚のアルバムからの[DISC1]と、アルバム未収録のレア音源を集めた[DISC2]の2枚組。なんと33曲入り。わかりやすくベスト盤とは呼ぶけど、ベスト33とかそういうことではなく、そもそもそんなランキングは今のところ存在しないので、これまでの活動を音源で切り取った感覚というか、景色の見える音楽を再編集した感覚というか。そんな感じの作品を、このタイミングで作っておきたかったということです。
 そして、リリースだけするのは性に合わない。ということで、『CLIPS』と名付けたそのベストアルバムを持って、東名阪のワンマンツアーを開催します。いつものメンバーに加え、ツアー初参加のメンバーもいます。4/26東京キネマ倶楽部、4/28名古屋CLUB UPSET、4/29大阪Shangri-La、各地ホームとも呼べるライブハウスでお待ちしてます。ベスト盤のツアーだからなのか、初めての人にもたくさん来てほしいなと、今回はより強く思っています。これを読んでくれてるみんなは、初めての人や久々の人に声かけて連れて来てね。そんな気分。

 ツアーの詳細はスケジュールのページでご確認ください。
 http://keishitanaka.com/schedule/

 そんな気分なのは、ベスト盤のツアーだからだけじゃないですね。the band apartとの最高なツアー[SMOOTH LIKE NEW KICKS]が終わって、ちょっと感情が高ぶったままになっているのです。音楽をやってて良かったとか、もっと音楽でやれることあるなとか、とにかく色んな意味を持ったツアーになりました。the band apartと、音源をリリースしてくれたFLAKE RECORDSに感謝しつつ、観てくれたみんなにもまた会う約束しつつ、また先を目指していきます。

 ベストアルバム、そのツアーが終わったら、いよいよ新しいアルバムが出て、またそのツアーに出ます。2019年もまだ止まらずに。

1202_0091_A.jpg

移籍で一言 -

 NEWSでお知らせした通り、Niw! RecordsからHIP LAND MUSICに、所属事務所が変わりました。

 俗にいう、移籍。

 所属事務所が変わるとか、裏側のことではあるので、発表することなのか、したとしても一言お知らせできればそれで良いのか、正直なところ、あまり正解がわからないまま今に至ってます。マネージメント事務所とレコード会社の違いとか、説明すべきことはいろいろあるっちゃあるし、ないっちゃない、そんな気分で迷いながらこの文章を書き進めています。笑
 とにかく、Niw! Recordsとのマネージメント契約を終了し、新たにHIP LAND MUSICにお世話になることが決まったということです。

 正確には、少し前から新しいチームで動き出してはいたのですが、それまでに入っていたライブや制作仕事など、全て終えてから発表するのが良いのかなと勝手に判断し、先日のCM書き下ろし案件が公開になったところでお知らせすることにしました。
 結果、10月になったこのタイミングでお知らせできて、なんだか今日の台風一過のような清々しい気持ちです。

 理由はここで長々と書いても仕方ないので、ひとつだけ。要は「安全圏から飛び出す」ということです。ずっと同じ環境にいると、心地良いし、楽をできることも増えてきます。それは重ねてきたことの成果なんで、決して悪いことではないけど、知らないことを知った時の喜びはどんどん減っていきます。だから、新しい場所に自らを持っていって、また新しい作品を生み出そうと決めたのです。ちょっと不器用なやり方ではあるけど、僕にとってはとても大切な感覚なのです。全ては続けるために。
 これを読んでくれてるみなさんは、安心してこれからもついてきてください。そして一緒にKeishi Tanakaを楽しんでもらえればと思います。

 最後に、タカヒロさん、大塚さん、キナコちゃんをはじめとする現役ディスクユニオンのみなさんと、寺島、シュンキチ、マユミさん、先に辞めているNiw! Recordsの担当だったみんなも含め、本当にお世話になりました。言うまでもなく、Niw! Recordsあっての僕ですので、感謝は死ぬまで持ってようと決めています。これからも色々と絡んでいくことが目に見えているので、特にお別れとかではないのですが、ひとまずの区切りとして、、、今までありがとうございました!!